2018年03月16日 18:20
車検整備とは?その3
カテゴリ:車検整備
車検整備とは?その2からの続きです。
次は検査です。
車検ラインに通して各項目に沿って検査していきます。
ここでは検査員の資格を持った整備士が行います。
サイドスリップ測定検査

サイドスリップとは、ハンドルをまっすぐにした状態で直進した時に、
どれだけ横にずれるかの値です。板の上を車を進めて測定します。
この値がずれているとタイヤの編摩耗やハンドルを切った後の
戻り具合にも影響します。ハンドルが直進状態で真っ直ぐでない
時に調整で直す時の目安になります。
ブレーキテスト

前輪、後輪でフットブレーキ、サイドブレーキを測ります。
車の軸重、車両重量に合わせて規定値以上なのか、左右差がないか
測定します。
排気ガス測定

ガソリンエンジンはアイドリングで規定値内か測定します。
ヘッドライト測定

ヘッドライトの照射位置、照度が合ってるか測定します。
最近、多いのは、ヘッドライト・レンズが曇って照度が足りないお車。
実は当社では前の記事では省きましたが、
ヘッドライト磨きを車検入庫のお車には無償で施工しておりますw。
それとヘッドライトが暗いからとDIYで安い色付きのバルブに交換されてる
お車。これも実は照度不足になるケースがあります。
ライトの見やすさと照度は違うんですね。
下回り点検

前の整備で点検してますが、再度、点検ハンマーを使った
打音検査を行い、緩み等を検査します。
これでようやく検査は終了です。
検査登録事務所に提出する書類を作り
この後、試運転、洗車を行い納車します。

洗車は塗装に優しいコーティング洗車で行います。勿論、サービスで!
しかも同じ洗車券プレゼント!
どうでしたか?3回に分けて説明しましたが結構、手間が掛かってますでしょ?w
これでも説明しきれない部分は省略させてもらってますが
ご理解いただけましたでしょうか?
皆様のご入庫をお待ちいたしております。
次は検査です。
車検ラインに通して各項目に沿って検査していきます。
ここでは検査員の資格を持った整備士が行います。
サイドスリップ測定検査

サイドスリップとは、ハンドルをまっすぐにした状態で直進した時に、
どれだけ横にずれるかの値です。板の上を車を進めて測定します。
この値がずれているとタイヤの編摩耗やハンドルを切った後の
戻り具合にも影響します。ハンドルが直進状態で真っ直ぐでない
時に調整で直す時の目安になります。
ブレーキテスト

前輪、後輪でフットブレーキ、サイドブレーキを測ります。
車の軸重、車両重量に合わせて規定値以上なのか、左右差がないか
測定します。
排気ガス測定

ガソリンエンジンはアイドリングで規定値内か測定します。
ヘッドライト測定

ヘッドライトの照射位置、照度が合ってるか測定します。
最近、多いのは、ヘッドライト・レンズが曇って照度が足りないお車。
実は当社では前の記事では省きましたが、
ヘッドライト磨きを車検入庫のお車には無償で施工しておりますw。
それとヘッドライトが暗いからとDIYで安い色付きのバルブに交換されてる
お車。これも実は照度不足になるケースがあります。
ライトの見やすさと照度は違うんですね。
下回り点検

前の整備で点検してますが、再度、点検ハンマーを使った
打音検査を行い、緩み等を検査します。
これでようやく検査は終了です。
検査登録事務所に提出する書類を作り
この後、試運転、洗車を行い納車します。
洗車は塗装に優しいコーティング洗車で行います。勿論、サービスで!
しかも同じ洗車券プレゼント!
どうでしたか?3回に分けて説明しましたが結構、手間が掛かってますでしょ?w
これでも説明しきれない部分は省略させてもらってますが
ご理解いただけましたでしょうか?
皆様のご入庫をお待ちいたしております。
Posted by yahagi-ohagi
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2018年03月15日 18:56
車検整備とは?その2
カテゴリ:車検整備
車検整備とは?その1からの続きです。
ブレーキの整備が終わって次はブレーキオイルの交換です。
実はこのブレーキオイルは交換しない整備工場が最近多くなってきました。
車検代を安くしようと思えば、交換部品やオイル等を減らし手間な
調整もしなければ安くは出来るんですが・・・。
当社ではブレーキオイルの交換は必ず行ってます。
実は昔、友人の車で旅行中、草津の万座ハイウェイを走ってる時に
ブレーキがべーパーロックを起こして死にそうな目に遭いましたw
ベーパーロックの説明はリンク先を参照していただいて何故この現象が
起きるかというと、ブレーキフルードの劣化です。

一般的な自動車に使われているグリコール系のブレーキフルードは
吸湿性が高く、水分を含むと沸点が著しく下がるという特徴があります。
彼の車はATのワゴン車で他社でユーザー車検で通した車でした。
勿論ブレーキオイルは交換せず、古いブレーキオイルが入っていた訳です。
しかも万座という標高の高い場所で沸点も下がります。
標高の高い場所=坂道が多い→ブレーキを酷使するという訳で
ベーパーロックが非常に起きやすい条件が揃ってました。
これを防止する為には新しいオイルに交換します。
ですので、当社の車検は私の体験から必ず、ブレーキオイルの交換は行ってます。

4輪全てでオイル交換を行います。
下回りを点検、ここでサスペンション、ドライブシャフト等の点検を行います。
エンジンの水漏れ、オイル漏れもチェックします。
タイヤを取り付けます。前後のタイヤの減り具合でローテーションを
実施します。締め付けたボルトは最後にトルクレンチで確認します。

次にエンジンの点検、整備に移ります。予め試運転や受け入れでエンジンの調子は
問題ない事を確認してます。

プラグの状態を点検します。


イリジウムプラグですね。10万㌔無交換と謳ってるプラグ、この車はまだ
2万㌔走行ですので大丈夫ですね。

エアクリーナーをエアブローで清掃します。汚れが酷ければ交換ですね。
これが詰まり気味だと燃費やパワーが悪くなります。


ウオッシャー液と冷却水の点検。足りなければ補給します。

ベルトの張り具合、損傷を点検します。
その3に続く・・・。
▼当社ではヘッドライト磨きも実施します。なぜなら・・・
車検整備とは?その3へ →
ブレーキの整備が終わって次はブレーキオイルの交換です。
実はこのブレーキオイルは交換しない整備工場が最近多くなってきました。
車検代を安くしようと思えば、交換部品やオイル等を減らし手間な
調整もしなければ安くは出来るんですが・・・。
当社ではブレーキオイルの交換は必ず行ってます。
実は昔、友人の車で旅行中、草津の万座ハイウェイを走ってる時に
ブレーキがべーパーロックを起こして死にそうな目に遭いましたw
ベーパーロックの説明はリンク先を参照していただいて何故この現象が
起きるかというと、ブレーキフルードの劣化です。

一般的な自動車に使われているグリコール系のブレーキフルードは
吸湿性が高く、水分を含むと沸点が著しく下がるという特徴があります。
彼の車はATのワゴン車で他社でユーザー車検で通した車でした。
勿論ブレーキオイルは交換せず、古いブレーキオイルが入っていた訳です。
しかも万座という標高の高い場所で沸点も下がります。
標高の高い場所=坂道が多い→ブレーキを酷使するという訳で
ベーパーロックが非常に起きやすい条件が揃ってました。
これを防止する為には新しいオイルに交換します。
ですので、当社の車検は私の体験から必ず、ブレーキオイルの交換は行ってます。

4輪全てでオイル交換を行います。
下回りを点検、ここでサスペンション、ドライブシャフト等の点検を行います。
エンジンの水漏れ、オイル漏れもチェックします。
タイヤを取り付けます。前後のタイヤの減り具合でローテーションを
実施します。締め付けたボルトは最後にトルクレンチで確認します。

次にエンジンの点検、整備に移ります。予め試運転や受け入れでエンジンの調子は
問題ない事を確認してます。

プラグの状態を点検します。


イリジウムプラグですね。10万㌔無交換と謳ってるプラグ、この車はまだ
2万㌔走行ですので大丈夫ですね。

エアクリーナーをエアブローで清掃します。汚れが酷ければ交換ですね。
これが詰まり気味だと燃費やパワーが悪くなります。


ウオッシャー液と冷却水の点検。足りなければ補給します。

ベルトの張り具合、損傷を点検します。
その3に続く・・・。
▼当社ではヘッドライト磨きも実施します。なぜなら・・・
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Posted by yahagi-ohagi
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2017年10月03日 10:40