2018年01月08日 15:15

スズキ ワゴンRターボ 平成22年式 冷却水漏れ

カテゴリ:修理
明けましておめでとうございます。今年も一年頑張っていきましょう!

年末は当工場も部品の入荷具合とか、いろいろ仕事も調整しなければなりません。
そんな中での修理を紹介します。

スズキ ワゴンRターボ 平成22年式 スズキの愛車無料点検でご入庫したお車ですが
その時にターボの冷却パイプから水漏れを発見し、再度ご入庫していただきました。




中央斜めに渡ってるパイプに青色の粉状の汚れが漏れた跡ですね。
ワゴンRのターボはIHI製と日立製があり、このパイプも製造会社により
違うそうで今回はIHI製です。ターボに製造会社の刻印が打ってあるのですが
これが又、非常に見難い所についてまして、上の写真、臼型した部品の奥、
ターボのインテーク側ハウジングに付いてます。小さな鏡を利用しないとまず判りません。
(写真は撮り忘れましたw)

さて、バンパーとフードロックブレースを外します。


ヘキサゴンボルトを二本外し取り出します。


左の写真、ホースに付いてる工具はクランプです。エンジン内の冷却水を必要以上に
漏らさない為にここともう一か所で止めてます。

ターボとパイプの合わせ面、ガスケットカスが付いてますので綺麗にして・・・


新品の部品を取り付け、バンパー等元に戻し、終了です。

今回の水漏れ、実はこの車の使われてた場所による影響が大きいと思われます。
所有者は積雪地方の出身の方でこちらに引っ越してこられました。
おそらく融雪剤の影響でパイプが錆びて漏れたと思われます。
今回も点検の重要性をあらためて認識しました。


  


Posted by yahagi-ohagi │コメント(0)