2017年05月26日 15:55

修理 ホンダ アクティバン 平成20年式 エンジン加速不良、息つき

ホンダ自動車という名前だからホンダ車専門店という訳ではありません。私の名前が本田で家業なもんですからw
ホンダ車が続きますが、走行距離18万キロのアクティバン。加速が悪い、力がないとの事で入庫しました。


試運転してみるとどうやら単発状態の様です。単発とは業界用語でエンジンシリンダの一つがなにかしらの原因で
爆発してない事です。さてアクティバンは3気筒です。どの気筒(シリンダ)が爆発してないか?
シリンダ上にあるイグナイタという部品をエンジンがかかってる状態で一本づつ外してみれば判るのですが
今回はこの道具を使って調べます。
イグニッションアナライザー

イグナイタ・アナライザー。
これでイグナイタの2次電圧を調べます。プローブをイグナイタの頭に当てて

一番シリンダ
1番シリンダ
2番シリンダ
2番シリンダ
3番シリンダ
3番シリンダ

明らかに3番シリンダの数値が違います。おそらく3番のイグナイタがリークしてるのでしょう。
このお車は当社でずっとみさしていただいてますので修理履歴からプラグも交換時期でしたので一緒に交換します。



交換後は非常に快調に吹きあがります。
車によって気筒数が多く、エンジンが動いてる状態でイグナイタを外す行為自体が出来ない車も数多くあります。
お客様に待っていただいてる間に診断、そんな時にこのテスターは便利ですね。

  


Posted by yahagi-ohagi │コメント(0)

2017年05月18日 15:36

車検 ビート PP1 平成4年式

ホンダ ビートが車検に入庫しました。25年前の旧車?と言って差し支えないお車ですが
お客様が大事に乗ってこられたお車ですので綺麗ですね。




法定点検も欠かさずされているのでコンディション良いですね。ただファンベルト、これだけは交換します。
ミッドシップレイアウトのビート、勿論、リヤにエンジンがあるのですがこれがこの車の利点と弱点。
ミッドシップレイアウトは前後重量の均一化により旋回性能が良くなるのですが、リヤにエンジンを持つ為
エンジンルームが狭い又、その熱がこもりやすいのです。



合成ゴムで出来てるベルト類は特に傷みやすい。案の定、亀裂が入ってましたので交換しました。



上の画像、見にくいですが中央、横に伸びてるのがベルトです。下の写真は交換したベルト。手間は一緒ですので
クーラーベルトも一緒に交換しました。
乗っているお車の特徴を知ることも無駄では無いですねw


  


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